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医療崩壊の危機

皆さま、体調にお変わりありませんでしょうか??
さて、なぜ医療崩壊の危機が迫っているのかを書かせていただきます。
毎日新型コロナウイルス陽性患者さんが増加傾向にあり、また先日、志村けんさんがお亡くなりになり、政府が人工呼吸器やエクモを増産させる要請をしたことはご存知かもしれません。
人工呼吸器は経験したことある医師や看護師はまずまずいますが、エクモという器械は、高度救命救急センターがあるような大病院であるようなものです。残念ながら、私の勤めていた大学病院ではお目にかかりませんでした。エクモ1台を回すのに、24時間、複数人の医師と看護師の人数が必要です。またMEと呼ばれる臨床工学技士も在中していなければならないでしょうから、高度な技術を必要とする器械であることは断言出来ますので、それを使える医療施設も限られるということになります。また熟練した専門医がカンファレンスを重ね使用するものです。すなわち誰にでも使えるような器械ではありません。
人工呼吸器に関しては、これも医師と看護師が、より付きっきりになる時間の多い器械です。数えたらキリがないほどに、使用する薬剤も看護処置も複雑になります。あと実は人工呼吸器ですらない病院は意外とあるのです。なぜなら急変したら、大学病院やそれなりの大病院に搬送するという病院も少なくはないからです。
また人工呼吸器を使用するような患者さんがいるような診療科というのは、大体限られています。なので、同じ病院にいても、全然使い慣れていないという医師や看護師もいます。何が言いたいのかというと、器械の数があったとしても、それを管理出来るマンパワーが実は非常に限られており、経験年数などに関係なく少ないということです。
では、“資格を持った人は、勉強して早く使えるようにすれば良い”と思われる方もいるかとは思いますが、こればかりは勉強だけではなく、実務経験がないと習得出来ないものなのです。最初は2人ペアでケアをすることにもなりますが、他にも業務は山積み。そういった負担が疲弊につながります。
この状況下で、勤務出来ない医療従事者もいるであろうし、もし感染してしまったら濃厚接触者も含め、自宅待機になるでしょう。益々、1人1人の残業は長くなります。防護服を着脱する際にも、慎重に清潔操作に準じて行うため、時間も要すると聞きました。このような状況が先行き見えず続くことは、本当に肉体的にも精神的にも深刻な状況になるであろうと思われます。
長々となりましたが、これは言い訳ではなく、簡単に解決できるものではない医療の現状です。

諸外国では、人工呼吸器が足りず、年齢などで命のトリアージが行われているそうですね。もし65歳以上であるから、人工呼吸器を外さなければならなかったら…?もう一目だけでも見ることができないまま荼毘に付されることになる事など、想像すらしたくありません。
無症状感染が多数存在し、感染力も強く、知らずのうちに他者にうつる今回のCOVID−19は、実に恐ろしく憎らしいウイルスであると私は思っています。

皆さまもお互いに、引き続き感染予防を行い、健康に気をつけていきましょうね‼️
2020年04月10日 21:00

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